Project Lumina

写真から乳がんを検出する、非接触・非侵襲の新しいスクリーニング技術

VISION - 私たちが目指す世界

私たちコペルニクスは、「痛みなく、安全に、もっと手軽に乳がんを早期に発見する」ことを目指して、LUMINAという革新的な乳がんスクリーニング技術の開発に取り組んでいます。 写真ベースの3D復元技術(フォトジオメトリ)とAI診断モデルを融合することで、従来のマンモグラフィやMRIに代わる非接触・非放射線の乳がん検出を可能にします。

LUMINA 開発の背景

このプロジェクトは、創業者が身近な家族を乳がんで亡くした個人的な経験に端を発しています。もしもっと早く発見できていればという強い後悔から、「誰もが手軽に、安全に検査を受けられる仕組みを実現したい」という想いが芽生えました。その後、東京大学医科学研究所でAIとがんに関する研究に取り組み、シリコンバレーでもコンピューターの最前線に関わってきた油井 宏昭 博士(コンピュータ理工学)との出会いを通じて、非侵襲的な画像解析とAIを融合した、革新的な技術開発がスタートしました。

LUMINAの挑戦

日本では毎年約9万人の女性が乳がんと診断され、女性のがんの中で最も罹患率が高く、年間死亡者数も1.4万人を超えます。特に40~50代の働く世代に多く、女性が生涯で乳がんにかかる確率は9人に1人とされています。 しかし、マンモグラフィ検査は痛みや放射線被曝を伴い、受診率は50%未満。見過ごされたがんによって命を落とす人が後を絶ちません。

LUMINAは、この現実に立ち向かいます。誰もが痛みなく、気軽に受けられる乳がん検査を実現するために、先端の画像技術とAIを融合。従来の検査に代わる、新しいスクリーニングの形を私たちは追求しています。

特徴

展望

コペルニクスでは今後、医療機関向けライセンス提供に加え、アジア諸国など医療アクセスが限られた地域にも展開していく予定です。 将来的にはスマートフォンやアプリとの連携によるセルフチェックツールとして、がんの早期発見を、誰にとっても身近な医療として提供することを目指しています。